平成29年度補正
事業承継補助金事例集

【Ⅰ型】後継者承継支援型
有限会社山本製菓

新たな取組の標題

ハラル認証に基づく東南アジア・欧米市場へのあられ・おかきの販路開拓

新たな取組の内容

新商品の開発又は生産

●長年培ってきた「あられ、おかき」製造・販売のノウハウをもとに、東南アジア系のイスラム教徒をターゲットにハラル認証2013年に取得し、現在、岡山駅・岡山空港においてインバウンド向けのお土産商品として販売をしている。
●これによって、欧米の観光客から「グルテンフリー」について問い合わせが複数あり、今回、新たに「ハラル+グルテンフリー」で新市場向けの商品改良、販路開拓を目指す。
●老朽化のためボトルネックになっている餅つき機を新たに導入することで、安定的な生産と生産性向上が実現。
●平成30年度にJETROの「新輸出大国コンソーシアム」による専門家支援を受け、10月に開催された「日本の食品輸出EXPO」までに「ハラル+グルテンフリー」のパッケージ改良を行った。また、赤磐商工会が行う平成30年度伴走型小規模事業者支援推進事業を活用し、フランスのリヨンで行われるシラ外食産業見本市に参加し販路開拓を行った。

  • 有限会社山本製菓の新たな取組
  • 有限会社山本製菓の新たな取組

地域経済やバリューチェーンへの貢献

①正社員、パート共に地域内の従業員であり、子どもの参観日や急病などの場合、その対応を優先して休暇をフレキシブルにとれるようにしており、子育て世代に働きやすい環境を提供する事で安定した雇用に取り組んでいる。
②新卒高校生の採用を2~3年毎に行い、邑久高校、瀬戸南高校など近隣エリアの高校からの採用を行っている。
③岡山県産原材料を積極的に使用している
餅米、黒大豆等の原材料は農協、商社に頼るのでは無く、地域の農家、農地法人に契約栽培を依頼して安定受給を図っている。
④地域資源である酒米「雄町米」を使用したおかきを開発し、赤磐市の室町酒造とコラボした販売を行い地域活性化に寄与している。
⑤岡山県が実施する、「香港」「台湾」での物産展に積極的に参加し米菓の輸出に挑戦している。

補助対象経費の内訳

設備費(自動餅搗き機導入費)

認定経営革新等支援機関から受けたサポート内容

  • 制度内容の理解
  • 事業計画の立案
  • 各種提出書類の作成
  • 補助事業の実施

①事業承継補助金の説明会に香川県まで出向き、制度内容の把握等の情報収集と情報提供
②事業計画書の作成支援
③当補助事業の申請書作成支援と必要書類の作成指導
④設備導入に向けての金融支援

基本情報

業種 製造業
事業所所在地 岡山県赤磐市
資本金 1,000千円
従業員数 7名
承継者 山本 高広
承継者年齢(※承継時) 45歳
被承継者 山本 正明
被承継者年齢(※承継時) 71歳
承継前の主たる事業の内容 米菓(あられ・おかき)、餅、赤飯の製造卸売、小売。昭和33年創業、国産原料にこだわり、自社製造、販売を行っている。販売先は、①卸売:高質スーパー、大手菓子卸問屋が中心である。②直販は、赤磐市及びその周辺住民に対して進物、袋菓子、赤飯、お餅を販売している。なお、売上構成比は卸80%、小売り20%となっている。

承継前の主たる事業の課題

①既存機械設備の老朽化による故障の増加。
②修繕費と停止時間の増加による生産能力のの低下。
③既存得意先の廃業、縮小。

事業承継の実施

承継者と被承継者の関係 子ども
事業承継を行った時期 2018年12月

これから事業承継に取り組む事業者の方へ

承継者からのひと言コメント

親子での承継では、普段から仕事の中で技術や社内の事を少しずつ承継していると思います。親子ゆえに言い争いなど絶えませんが目指す方向が同じでありお互いの理解が必要だと思います。

被承継者からのひと言コメント

普段から承継者とのコミニュケーションが必要です。お互いの考え、方向性を理解し、承継計画を立てることが必要です。商工会や税理士などの支援を受けることによりスムースなバトンタッチが出来たように思います。

その他の詳細な情報も掲載したPDFファイルは以下よりダウンロードください。

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