平成29年度補正
事業承継補助金事例集

【Ⅰ型】後継者承継支援型
今澤アソシエイツ株式会社

新たな取組の標題

教育機関と連携した学生と地域企業との雇用ミスマッチ解消支援事業

新たな取組の内容

新役務の開発又は提供

●若者の地方の人口減少および早期離職という社会課題を解決するため、現状の新卒就活時だけのマッチングではなく、在学中からの大学・企業協働型のキャリア形成および定着化プログラムをワンストップで提供する。
●具体的には、大学&学生&企業が協働で人づくりに取り組むコミュニティ『人材育成研究会』を運営する。

【効果】
大学:①人材を育成する企業情報共有、②企業の第三者評価・検証、③職員の業務負担軽減
学生:①キャリアビジョンの実現、②自己成長できる企業への就職、③就職後のキャリア形成
企業:①大学の信頼度向上、②新卒の採用・定着化のキャリアコンサルタントによる支援、③人事部の業務負担軽減

  • 今澤アソシエイツ株式会社の新たな取組
  • 今澤アソシエイツ株式会社の新たな取組

地域経済やバリューチェーンへの貢献

文部科学省がH27年度より実施している大学による地方創生推進事業との協働プロジェクトに採択され、県内大学生と一緒にプロジェクトを通して若者人口減少の課題が明確になった。地方創生推進事業との協働プロジェクトに採択され、県内大学生と一緒にプロジェクトを通して若者人口減少の課題が明確になった。

補助対象経費の内訳

人件費
設備費(事務所内装工事費)
外注費(WEBサイト作成費)

認定経営革新等支援機関から受けたサポート内容

  • 制度内容の理解
  • 事業計画の立案
  • 各種提出書類の作成
  • 補助事業の実施

認定経営革新等支援機関(山梨中央銀行、保証協会)から創業時より融資等を含め本部・支店長や担当者から親身になって経営相談・経営支援を受けてきた。その中で承継者である父も高齢であることから、事業の継続性を鑑み事業承継を視野に銀行の支店長や融資担当者と協議を重ねてきた。その結果 事業承継補助金等を活用しながら、事業承継を円滑に進める助言・指導もいただき今般、無事事業承継を完了することができた。また既存事業だけでなく新規事業においても、認定経営革新等支援機関(山梨中央銀行)を通して山梨県中小企業経営革新サポート事業にも採択され、現在専門家から経営サポートも受けてながら、事業計画のさらなるブラッシュアップと販路支援等の支援を受けている。認定経営革新等支援機関からの支援がなければ承継は実現できなかったと今、関係者の方々に心から感謝している。

基本情報

業種 サービス業
事業所所在地 山梨県甲府市
資本金 8,000千円
従業員数 4名
承継者 今澤 俊和
承継者年齢(※承継時) 56歳
被承継者 今澤 克昌
被承継者年齢(※承継時) 81歳
承継前の主たる事業の内容 山梨県の地域資源である新鮮な桃、ブドウ、キウイフルーツ等を収穫した当日に県外顧客に安価な価格で提供し、山梨県のフルーツの美味しさを味わってもらうことで、山梨県の魅力を発信していくことを目的に設立した会社である。2018年より国立山梨大学の専門家の指導を受け、キウイの追熟加工技術を完成させ県内高級スーパーへの納入を開始した。

承継前の主たる事業の課題

①財務視点:収益性と安定性が必要
②業務プロセス視点:業務の効率化と生産性の向上が必要
③学習と成長の視点:差別化を図る為、キャリ形成の専門性を高めることが必要
④顧客視点:人材育成を図る企業を開拓することが必要
⑤ビジョンと戦略:ランチャスタ―戦略の実践躬行

事業承継の実施

承継者と被承継者の関係 子ども
事業承継を行った時期 2018年5月

これから事業承継に取り組む事業者の方へ

承継者からのひと言コメント

多くの承継者は、被承継者に苦労をかけたくないと、事業承継について一人で悩み、結果的に事業承継のタイミングをなくす中小企業が少なくないと思う。その為にも承継者自身が、自社の外部環境の強み・弱み、内部環境の強み・弱みを整理し、未来を見据えて未来から今何をする必要があるのか考える必要がある。お互いの夢の実現に向けて、被承継者と膝を付け合わせ、時間をかけて話しあって欲しい。

被承継者からのひと言コメント

被承継者は、事業承継を債務等の負担等かのマイナス面からみるのではなく、第二創業ができるチャンスとしてプラスの面から考える必要がある。どんな大きな事業も何もない小さなところから始まっている。現状の事業になるまでに、承継者を初め、多くの方々の知恵、汗、努力、時間を要している事実がある。高度成長時代とは違い、未来が不透明であり、またグローバルに早いスピードで移り替わる今だからこそ、被承継者は、既存事業を事業承継することで事業をゼロから作るのではなく、第二創業として時間を短縮したと考えてはどうだろうか。

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