平成30年度第2次補正
事業承継補助金事例集

【Ⅰ型】後継者承継支援型
株式会社きうち農産

経営革新等に係る取組の標題

消費者の健康を守る新品種導入と国産麦の生産性・品質向上の取組

経営革新等に係る取組の内容

その他の新たな事業活動

●当社では、作りやすく一定の収量が得られる品種を選定して栽培してきたが、茨城県産二条大麦の入札価格が伸びない傾向にあることなどを踏まえて新たな麦品種の導入及び生産を行う計画を立てた。
●そこで、健康志向の高まりから生活習慣病の改善に効果があると認められ、実需者からのニーズも高い「キラリモチ」を新品種として選定した。新品種の導入は、播種・収穫適期、施肥量及び播種量などの違いによる生育状況を把握しながら行うため、試験栽培後、栽培面積を順次増やしていく。
●そのため、耕作面積の増加にも対応しながら良質な国産麦を栽培するには、播種を適期に行い、発芽率をより高めていく必要があることから、高速で高精度に麦播種が可能な播種機(ドリルシーダー)を導入した。この播種機(ドリルシーダー)を試用して本格導入に向けた適正播種量、操作方法等の確認を行い、作業の効率化を図り、生産性をより高めていく。

地域経済やバリューチェーンへの貢献

・当社は、市内在住者を雇用しています。
・当社は、全て市内及び隣接市町の店舗から資材の仕入れを行っています。
・当社は、地域の雇用促進及び経済の活性化にこれからも寄与します。

補助対象経費の内訳

設備費(ドリルシーダー導入費)

認定経営革新等支援機関から受けたサポート内容

認定経営革新等支援機関の名称
村松清美税理士事務所
  • 制度内容の理解
  • 事業計画の立案
  • 各種提出書類の作成
  • 補助事業の実施

事業承継補助金の採択に向けて、補助事業の内容の説明を受けたほか、事業計画の策定、申請書類の作成についてアドバイスを受けました。交付決定後は交付申請書類等の作成についてアドバイスを受けました。

基本情報

業種 農業・林業
事業所所在地 茨城県稲敷市
資本金 5,000千円
従業員数 2名
承継者 木内 康博
承継者年齢(※承継時) 47歳
被承継者 木内 義延
被承継者年齢(※承継時) 73歳
承継前の主たる事業の内容 農業(水稲、麦及び大豆の生産)

承継前の主たる事業の課題

1 高品質作物の生産の為の適期を逃さない作業体系の構築
2 作業の効率化のための新たな作業機械の導入
3 実需者のニーズに応じた品種の栽培
4 人材確保と既存社員への教育・啓発

事業承継の実施

承継者と被承継者の関係 子ども
事業承継を行った時期 2019年8月

これから事業承継に取り組む事業者の方へ

承継者からのひと言コメント

法務局への届け出を行えば、事業承継はそれで全てが完了するものではありません。承継した後でも様々な問題が生じることも予想されます。問題を速やかに解決していくためにも、中小企業にとっては、被承継者が元気なうちに事業承継をすることが最も大事だと思います。代表者が変わっても当面は二人三脚で事業に取り組むといった期間と余裕があると、安心して承継ができるのではないかと思います。

被承継者からのひと言コメント

当社が行う農業の事業形態においては、経営を安定させるためにある程度の規模拡大が必要です。規模を拡大して事業を行うためには、高効率の作業機の導入が必須の要件となります。一方で、規模拡大を行う場合、最近の気候変動は、より大きな経営の不安定要素となっています。

その他の詳細な情報も掲載したPDFファイルは以下よりダウンロードください。

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