平成30年度第2次補正
事業承継補助金事例集

【Ⅰ型】後継者承継支援型
有限会社三陽

経営革新等に係る取組の標題

大型車両まで対応可能にする設備導入で新規顧客層の獲得

経営革新等に係る取組の内容

新役務の開発又は提供

●自動車整備業の動向として、車輛の性能向上で修理や整備作業の減少による市場の縮小や、当社の周辺地域には同業者が数多く存在している状況の中、人口減少でさらに少なくなる顧客の確保が課題だった。しかも、お客様の高齢化に伴って免許返納が増えたことも売上減少の一因となり、事業の継続のためにも若年層の顧客を増やし売上を確保しなければならないと考えていた。また、熊本地震の際には、災害に関連した作業依頼を受けた車輛に対して当社の設備では対応できずにお断りすることがあったため、地域貢献の面で災害時に協力できなかったことに対して、社員一同歯がゆい想いを感じていた。
●そこで、安心して任せてもらえる体制を作り、今後の災害時にも対応可能な企業体制を整えることで地域貢献の面でも強化をはかる計画を立てた。
●そのため、新たにリフトとジャッキを導入して、これまで時間がかかる作業ややむなく断らなければならない車種の整備などにも対応できるよう機械設備を充実させ、作業の効率アップとお客様に安心して任せてもらえるために知識・技術の向上にも積極的に取り組む。
●将来の展望としては、店舗内や展示場のレイアウトや接客サービスを充実させ、ワンランクアップした店鋪・展示場に改修していく。そして、地域や顧客に寄り添ったサービスを提供することで「三陽で良かった」と言ってもらえるファンを増やすため、日々企業努力を続けていく。

  • 有限会社三陽の経営革新等に係る取組
  • 有限会社三陽の経営革新等に係る取組

地域経済やバリューチェーンへの貢献

近隣他社整備工場にはない4tクラスの車両をリフトアップし整備できる。顧客はもとより急な車両トラブルで通りがかりのお客様にも対応できる。他社との競争においても優位である。より多くの車種に対応できることで認知度向上、業界の地位向上となる。

補助対象経費の内訳

設備費(門型2柱リフト、2t低床型エアジャッキ導入費)

認定経営革新等支援機関から受けたサポート内容

認定経営革新等支援機関の名称
合志市商工会
  • 制度内容の理解
  • 事業計画の立案
  • 各種提出書類の作成
  • 補助事業の実施

本補助金の活用を勧められ、事業計画、申請書の作成など何度も丁寧なアドバイスを受けた。

基本情報

業種 サービス業
事業所所在地 熊本県合志市
資本金 4,000千円
従業員数 4名
承継者 野口 真悟
承継者年齢(※承継時) 38歳
被承継者 野口 正一
被承継者年齢(※承継時) 64歳
承継前の主たる事業の内容 自動車販売修理業

承継前の主たる事業の課題

近隣では同業者も多く、いかにして自社の顧客を増やしていくか課題であった。他社では大型車に対応する設備を設置しているところがなく、他社に先駆けて整備士が快適安全に使用でき、作業効率がアップするようなリフトを導入し、特に若年層に目を向け新たなサービスで新規客を取り入れ、売り上げ向上に繋げたい。

事業承継の実施

承継者と被承継者の関係 子ども
事業承継を行った時期 2019年8月

これから事業承継に取り組む事業者の方へ

承継者からのひと言コメント

事業承継を代表者の変更など書面で片付くものだと簡単に捉えていました。しかし商工会の事業継承セミナーや、様々な方のご指導をいただき、私自身の将来的計画の甘い部分があった会社経営はもちろん、家族や従業員、会社関係者そしてお客様についてより建設的に考えさせられることとなりました。これから経営者としての努力がまだまだ必要ですが、それがいま楽しいです。

被承継者からのひと言コメント

売り上げや顧客を増やしていくことは当然のことであり、忘れてならないことは初心忘るべからずである。従業員やお客様の身になって愛される会社作りをしていってもらいたい。これから承継を考えておられる方は、商工会などの機関によく相談して、知らなかったということがないよう、コミュニケーションを取りながら慎重に進めた方がいいですよ。

その他の詳細な情報も掲載したPDFファイルは以下よりダウンロードください。

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