平成30年度第2次補正
事業承継補助金事例集

【Ⅰ型】後継者承継支援型
有限会社ファッションプレス増渕

経営革新等に係る取組の標題

事業承継者が考案した古着買取したデニム生地をリメイクした新たな物+コト消費提供事業

経営革新等に係る取組の内容

その他の新たな事業活動

●アパレル業界全体の市場規模や伸び率を見ると上向き傾向にあるものの、ファストファッション等が消費者の低価格志向の高まりを背景に海外事業及び生産から販売まで一貫して行う事業形態で業績を拡大させているだけで、既存アパレルメーカーや百貨店は軒並み苦戦している。また、不況に強いリサイクル業界と言われてきた古着も市場規模は伸びているものの、スマートフォン・アプリ等の台頭で消費者同士が直接取引を行う環境があり、中間業者を使わない動向にある。
●そこで、自社で買取した古着(主にデニム生地)を自社工場で再資源化し、雑貨や小物、インテリアなどのオンリーワンのアイテムを制作して販売する取り組みを計画した。
●自社工場に買い取った古着を持ち込み、補正やプレス加工を施す。さらに、厚いデニム生地の加工に適したミシンを新たに導入して縫製作業の効率化と生産性を向上させて、デニムを再資源化してリメイクしたオリジナル商品をデニムリメイクブランド「CUTaND」として販売する。また、既存事業である「ドンドンダウンオンウエンズデイ」の店舗移転に合わせて、ドンドン店舗内に「CUTaND」を新設。主なターゲット層である20代~40代前半に対応するために、多様な決済方法(IDや交通系電子マネー、QRコード決済など)もつ専用レジを導入した。
●今後も、デニムを再資源化して新たな魅力を付加した雑貨・小物・インテリア用品などにリメイクされた世界に一つだけのオリジナル商品の販売を通して、当社にしかできないビジネスモデルの確立を目指す。

  • 有限会社ファッションプレス増渕の経営革新等に係る取組
  • 有限会社ファッションプレス増渕の経営革新等に係る取組

地域経済やバリューチェーンへの貢献

既存事業は、いずれも常時10名以上を雇用しており、古着買取販売については地域住民からの買取が商品仕入であり、地域に根付き多くのお客様から支持を得ています。また、承継者の増渕弘二は、地元経営者等の団体でも活躍しており、商品をチームメンバーに活用していただいている。 また、今回の取組は地元新聞にも掲載され、古いものを活用した魅力を発信するプロジェクトに賛同し再利用イベントにコラボ参加していて、今後も定期的に参加していきます。

補助対象経費の内訳

人件費
設備費(工業用ミシン、レジ導入費)
外注費(タウン情報誌広告掲載費)

認定経営革新等支援機関から受けたサポート内容

認定経営革新等支援機関の名称
株式会社足利銀行
  • 制度内容の理解
  • 事業計画の立案
  • 各種提出書類の作成
  • 補助事業の実施

各種書類の添削、確認。

基本情報

業種 卸売・小売業
事業所所在地 栃木県宇都宮市
資本金 3,000千円
従業員数 20名
承継者 増渕 弘二
承継者年齢(※承継時) 41歳
被承継者 増渕 清
被承継者年齢(※承継時) 68歳
承継前の主たる事業の内容 婦人服プレス業・古着買取販売

承継前の主たる事業の課題

既存事業の売上が今後減少が予想され、また既存事業が季節的変動に左右されやすい事業のため、そうではない新たな商品・サービスの開発が急務となっていた。

事業承継の実施

承継者と被承継者の関係 子ども
事業承継を行った時期 2019年10月

これから事業承継に取り組む事業者の方へ

承継者からのひと言コメント

会社を継承することを、自然の流れだと思って受け入れましたが、承継後、すぐにその責務に飲み込まれました。しかし、ここまで築いてきた会社としての基盤があるからこそ、ここが踏ん張りどころだと思い、頑張ってください。一人で抱えこまずに、色々な方のサポートを受けて、成長していくものだと思います。

被承継者からのひと言コメント

事業承継は、いつかは訪れます。自分が弱ってしまうと、なかなか経営を切り盛りするのも難しくなります。早めに次の世代の経営者を育て、スムーズにバトンタッチできるといいと思います。

その他の詳細な情報も掲載したPDFファイルは以下よりダウンロードください。

PDFダウンロード事例PDF一括ダウンロード(全55事業者)一覧に戻る