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銀行でお金を借りる4つの方法と審査のポイントや必要書類

この記事では銀行でお金を借りる4つの方法について紹介します。

銀行みたいにお堅いところから、個人的に利用するお金を借りられるのは難しいだろうと思っている人にこそ、この記事を読んでいただきたいです。

多くの人が銀行を利用する目的は、給与の振り込みや貯金、住宅ローン・カーローンなどでお金を借りることかと思います。

また最近はネットショッピングや対面の買い物時でも、クレジットカードの利用やキャッシュレス決済が増えたため、普段から銀行を身近に感じている人は少ないかもしれません。

しかし原則自由に使えるお金を、消費者金融よりも低い金利で借りられる銀行カードローンもあります。

お金を借りる方法を探している人は、ぜひこの記事を読んで銀行から借りる方法を選択肢の一つにしてみてください。

借り入れの流れや審査のポイント、返済が遅れそうなときの対処法なども紹介していきます。

目次

銀行でお金を借りる4つの方法の特徴を紹介

銀行からお金を借りる方法は、以下の4種類です。

  • カードローン
  • フリーローン
  • 目的別ローン
  • 事業向けのローン

それぞれのローンの特徴を紹介します。

原則借り入れしたお金を自由に使えるカードローン

原則借りたお金を自由に使える商品が、カードローンです。

事業性資金など一部の目的を除いて、様々な目的に借りたお金を使えます。

カードローンは繰り返し利用できるのが大きなメリット。

申し込みの際の審査で決められた金額を限度として、何度でも借り入れできます。

返済すれば、返済した金額だけ借り入れできる金額が戻るのも特徴です。

カードローンを一度契約しておけば、お金に困ったときにいつでも借り入れができます。

銀行のローン商品の中でも利用しやすい商品です。

借りたお金の使い道が自由のフリーローン

フリーローンも、カードローンと同じように原則借りたお金を自由に使えます。

違うのは以下の点です。

  • 繰り返し借り入れができない
  • 申し込みの時点でお金の使い道が決まっている必要がある
  • 目的に必要な金額だけ借りられる

フリーローンは繰り返しの借り入れに対応していません。

一度借りたら返済のみを続け、再びお金が必要になったら再度申し込む必要があります。

フリーローンは、申し込みの時点でお金の使い道が決まっている必要があるのも特徴です。

目的に必要な金額だけ借りられる性質の商品なので、目的と金額がはっきりしていなければいけません。

例えば洗濯機の買い替えにお金が必要なら、洗濯機の金額分だけお金が借りられる仕組みです。

商品によってはパンフレットや見積書など、借り入れの目的と金額がわかる書類の提出が求められます。

フリーローンはカードローンより金利が低い傾向にあるため、一度だけ借りられればいいときに利用を検討しましょう。

三井住友銀行を例に金利を比較すると、以下のように違います。

三井住友銀行のカードローン 年1.5%~14.5%
フリーローン(無担保型) 年5.975%

初めてカードローンを利用するときは上限の金利になるのが一般的です。

上限の金利を比較すると、フリーローンの方が低いのがわかります。

低金利がメリットの用途が限定される銀行の目的別ローン

目的別ローンとは、用途が限定されるローンです。

目的別ローンの例を確認しましょう。

  • 住宅ローン
  • 自動車ローン
  • 教育ローン
  • 医療ローン
  • デンタルローン
  • ブライダルローン
  • トラベルローン

ブライダルローンは結婚資金を目的とした借り入れ、デンタルローンは歯の治療費として借りるお金など、借り入れたお金の使途が限定されています。

ローンの種類によっては取り扱っていない銀行もあるので、利用前に一度銀行での取り扱いがあるか確認しましょう。

例えば「医療ローン」や「ブライダルローン」などは取り扱いがない銀行も多く、利用できる商品がない場合はフリーローンを利用するのが一般的です。

目的別ローンは金利が低いのがメリット。

三井住友銀行の商品を例に、金利を確認しましょう。

住宅ローン ・変動金利型:年0.475%~
・固定金利特約型(5年):年1.400%~
・固定金利特約型(10年):年1.500%~
・超固定金利型:年1.760%~
教育ローン(無担保型) 年3.475%
マイカーローン(無担保型) 年4.475%

いずれのローンもフリーローンの年5.975%より金利が低くなっています。

事業のためにお金を借りたい人が利用する事業向けのローン

事業向けのローンは、事業のためにお金を借りたい人が利用する商品です。

事業向けローンの中にも、カードローンタイプとフリーローンタイプがあります。

困ったときにすぐに借りられるように備えておきたい場合は事業向けのカードローン、まとまった資金を借りたい場合はフリーローンを選ぶと便利です。

事業向けのローンは、原則として事業以外には利用できません。

事業向けのローンを扱っていない銀行もあるため、商品の種類を確かめてから借入先を選びましょう。

銀行カードローンと消費者金融でお金を借りる特徴を比較紹介

銀行カードローンの特徴を、消費者金融と比較しながら確認しましょう。

ローンの種類 銀行カードローン 消費者金融カードローン
金利 〇(※年14.500%程度) ✕(※年18.000%程度)
審査の厳しさ 厳しめ 柔軟性あり
融資までのスピード
総量規制の影響 受けない 受ける
保証会社の有無 あり なし
専業主婦の借り入れ

それぞれの項目を元に、銀行カードローンのメリットとデメリットを紹介します。

銀行カードローンでお金を借りる3つのメリットは?低金利で総量規制の影響を受けない

銀行カードローンでお金を借りるメリットは、以下の3つです。

  • 消費者金融と比べて金利が低い場合が多い
  • 総量規制の影響を受けない
  • 専業主婦でも借りられる可能性がある

銀行カードローンの平均的な金利は年14.500%で、消費者金融カードローンの年18.000%よりも低い傾向があります。

金利が低いと利息の負担が少ないのがメリット。

10万円借り入れをして1年間で返済した場合を例に、利息を比較しましょう。

年14.500% 8,000円程度
年18.000% 10,000円程度

参考:E-LOAN │カードローンのかんたん返済額シミュレーション

また銀行カードローンは総量規制の影響を受けません。

総量規制とは貸金業法に定められているルールで、年収の3分の1を超える借り入れが制限されます。

銀行は貸金業者ではないので、貸金業法に定められている総量規制は関係しません。

とはいえ銀行ならいくらでも借りられるわけではなく、貸金業法のルールと同じく年収の3分の1程度を目安として融資を行っています。

銀行カードローンは年収の3分の1を超えられないわけではなく、多少の融通が利く場合があるのがメリットです。

総量規制の影響を受ける貸金業者では、原則本人に収入がない専業主婦は借り入れができません。

総量規制の影響を受けない銀行カードローンなら、借りられる可能性があります。

全ての商品が専業主婦への融資に対応しているわけではないので、専業主婦も融資の対象としている商品を選んで申し込みましょう。

銀行カードローンでお金を借りる3つのデメリット|審査が厳しく時間がかかる

銀行カードローンでお金を借りるデメリットは、以下の3つです。

  • 審査に時間がかかる
  • 保証会社の審査も受けなければいけない
  • 審査が厳しくなりがち

銀行カードローンの審査結果が出るのは、早くて申込日の翌営業日です。

消費者金融カードローンなら最短即日で審査結果を聞けるため、審査スピードを重視するなら銀行カードローンは向きません。

銀行カードローンでは、銀行独自の審査だけではなく保証会社の審査を受ける必要もあります。

審査が2回になると、片方の審査に通っても片方で落ちる可能性も。

両方の審査に通らなければ、借り入れはできません。

銀行カードローンは金利が低い分、審査が厳しくなりがちです。

金利が低い商品は得られる利益が少なく、返済できない人が増えると経営に影響を受ける可能性もあります。

低金利の商品ほど審査が厳しい傾向が見られるのがデメリットです。

利便性の高さで借りやすいおすすめの銀行カードローン4選

銀行カードローンの中でも利用しやすいカードローンについて、利便性の高さでおすすめの商品を紹介します。

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 三井住友銀行のカードローン 楽天銀行スーパーローン PayPay銀行カードローン
金利(実質年率) 1.800%~14.600% 1.500%~14.500% 1.900%~14.500% 1.590%~18.000%
利用限度額 10万円~500万円 10万円~800万円 10万円~800万円 1,000万円まで
口座開設の必要性 なし なし なし あり
申し込み方法 ・Web
・電話
・Web
・電話
・ローン契約機
Web Web
借入方法 ・ATM
・振り込み
・ATM
・振り込み
・自動融資※通帳を持っている人のみ
・ATM
・振り込み
・ATM
・振り込み
返済方法 ・口座振替
・ATM
・振り込み
・口座振替
・ATM
・振り込み
・口座振替
・ATM
・インターネット返済
口座振替

それぞれのカードローンについて、詳細を紹介します。

返済のしやすさが特徴の三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」

バンクイックの公式キャプチャ

金利(実質年率) 1.800%~14.600%
利用限度額 10万円~500万円
口座開設の必要性 なし
申し込み方法 ・Web
・電話
借入方法 ・ATM
・振り込み
返済方法 ・口座振替
・ATM
・振り込み
申し込み条件 ・年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人
・保証会社の保証が受けられる人
・原則安定収入がある人

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」に申し込める年齢の上限は65歳未満なので、年齢が高い人は注意しましょう。

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」は、返済のしやすさが特徴のカードローンです。

返済方法が「口座振替」「ATM」「振り込み」から選べるだけではなく、返済期日も35日ごとに返済する方法と毎月決まった日に返済する方法から選べます。

毎月決まった日に返済する場合は、1日から31日のうち都合のよい日付の指定が可能です。

口座開設不要で利用できて、アプリから申し込めるのも便利。

書類提出や本人確認がWebでできる三井住友銀行のカードローン

三井住友銀行カードローンの公式キャプチャ

金利(実質年率) 1.500%~14.500%
利用限度額 10万円~800万円
口座開設の必要性 なし
申し込み方法 ・Web
・電話
・ローン契約機
借入方法 ・ATM
・振り込み
・自動融資※通帳を持っている人のみ
返済方法 ・口座振替
・ATM
・振り込み
申し込み条件 ・年齢が満20歳以上69歳以下の人
・保証会社の保証が受けられる人
・原則安定収入がある人

三井住友銀行のカードローンは、69歳まで申し込みが可能です。

申し込みの際の書類提出や本人確認がWebでできて、手軽に申し込めます。

三井住友銀行の口座を持っていない人でも利用できますが、口座があれば自動融資による借り入れも可能です。

自動融資機能を利用すれば、公共料金などの引き落としの際、普通預金の口座の残高が不足した場合でも自動で融資を受けられます。

返済日が「5日」「15日」「25日」「月末」から選べるのもメリット。

返済しやすい日を選んで借り入れをしましょう。

入会特典がある楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローンの公式キャプチャ

金利(実質年率) 1.900%~14.500%
利用限度額 10万円~800万円
口座開設の必要性 なし
申し込み方法 Web
借入方法 ・ATM
・振り込み
返済方法 ・口座振替
・ATM
・インターネット返済
申し込み条件 ・年齢が満20歳以上62歳以下の人
・保証会社の保証が受けられる人
・安定収入がある人
・日本国内に居住している人(外国籍で永住権化特別永住権がある人)

楽天銀行スーパーローンは申し込める年齢の上限が62歳以下に設定されており、他の金融機関と比べると低めなので注意しましょう。

楽天銀行スーパーローンは入会特典として、楽天ポイントが1,000ポイント進呈されます。

申し込みはWebからできて、必要書類も楽天銀行のアプリからの提出が可能です。

楽天会員ランクに応じて審査の優遇が受けられる場合もあり、楽天会員に特におすすめ

楽天会員全員が優遇を受けられるわけではありませんが、ヘビーユーザーなら優遇される可能性があります。

期間限定でポイントプレゼントや金利引き下げのキャンペーンが実施されている場合もあるため、申し込みを待てるならタイミングを見て入会してもよいでしょう。

楽天銀行スーパーローンは、パートやアルバイトの人でも審査に通る可能性がある商品です。

※必ずしもすべての楽天会員さまが審査の優遇を受けられるとは限りません。

無利息特約があるPayPay銀行カードローン

PayPay銀行の公式キャプチャ

金利(実質年率) 1.590%~18.000%
利用限度額 1,000万円まで
口座開設の必要性 あり
申し込み方法 Web
借入方法 ・ATM
・振り込み
返済方法 口座振替
申し込み条件 ・年齢が満20歳以上70歳未満の人
・保証会社の保証が受けられる人
・仕事をしていて安定収入がある人※配偶者に安定収入がある人も可
・PayPay銀行に普通預金口座がある人

PayPay銀行カードローンは、専用のアプリがあり便利に利用できるカードローンです。

審査の申し込みも書類の提出も、アプリからできます。

アプリを利用しているとプッシュ通知で返済日を事前に知らせる機能も利用できて便利。

返済日が1日~28日と月末のうち、好きな日付を選べるのもメリットです。

返済額は3通りの方法から選べて、毎月の返済額にゆとりを持つか、短期間で完済するかを選べます。

ゆとりコース 返済額が最も少なめに設定されている
標準コース(A) ゆとりコースよりも返済額が多めに設定されている
標準コース(B) 返済額が最も多めに設定されている

返済方法は基本的に口座振替のみなので、別の方法で返済したい人は注意しましょう。

追加の返済はWebやATMからできます。

PayPay銀行カードローンには、初回借入日から30日間利息なしで借り入れができる「無利息特約」があってお得。

カードローンを契約するだけで1,500円もらえる特典もあります。

金利が安いおすすめの銀行カードローン4選

金利に注目して選びたい人に向けて、金利が安いおすすめの銀行カードローンを紹介します。

りそな銀行カードローン ソニー銀行カードローン イオン銀行カードローン みずほ銀行カードローン
金利(実質年率) 3.500%~13.500% 2.500%~13.800% 3.000%~13.800% 2.000%~14.000%
利用限度額 10万円~800万円 10万円~800万円 10万円~800万円 10万円~800万円
口座開設の必要性 あり あり なし あり
申し込み方法 Web Web Web ・Web
・電話
・郵送
・店舗
借入方法 ・ATM
・自動融資機能
・ATM
・振り込み
・ATM
・振り込み※口座を持っている人のみ
・ATM
・振り込み
・自動貸越機能
・スイングサービス
返済方法 口座振替 口座振替 ・口座振替
・ATM
口座振替

それぞれの商品について、詳細を確認しましょう。

金利が年13.5%と低い、りそな銀行カードローン

りそな銀行の公式キャプチャ

金利(実質年率) 3.500%~13.500%
利用限度額 10万円~800万円
口座開設の必要性 あり
申し込み方法 Web
借入方法 ・ATM
・自動融資機能
返済方法 口座振替
申し込み条件 ・年齢が満20歳以上66歳未満の人
・保証会社の保証が受けられる人
・安定収入がある人※学生は不可

りそな銀行カードローンは、金利の上限が年13.500%と低いのがメリット。

りそな銀行で給与振り込みをしている人や住宅ローンを利用中でインターネットバンキングを契約している人は、さらに0.500%金利が引き下げられます。

りそな銀行カードローンは、アプリからの申し込みもできて便利。

借入方法はATMのみで、振り込みによる借り入れはできません。

ATMでの引き出しや口座からの自動引き落としの際に普通預金口座の残高が足りない場合、不足分を自動で融資する自動融資機能の利用も可能です。

返済は口座振替で、カードローンを利用するにはりそな銀行の普通預金口座を開設する必要があります。

学生は借り入れができないため注意しましょう。

パソコンやスマホで完結できるソニー銀行カードローン

ソニー銀行の公式キャプチャ

金利(実質年率) 2.500%~13.800%
利用限度額 10万円~800万円
口座開設の必要性 あり
申し込み方法 Web
借入方法 ・ATM
・振り込み
返済方法 口座振替
申し込み条件 ・年齢が満20歳以上65歳未満の人
・保証会社の保証が受けられる人
・日本国籍または外国籍で永住権を持っている人
・ソニー銀行に円普通預金口座を持っている人
・安定収入がある人

ソニー銀行カードローンの金利の上限は年13.800%と低め。

パソコンやスマホで申し込みが完結する便利なカードローンです。

ソニー銀行カードローンを利用するには、円普通預金口座を持っていなければいけません。

カードローンと口座の同時申し込みも可能です。

明細がWebでチェックできて、自宅への郵送がないのもメリット。

急いで借りたい場合には、初回振込サービスを利用しましょう。

ソニー銀行カードローンは、通常はローン用のカードが届くまで借り入れができません。

カードが届くまで7日~10日程度かかりますが、初回振サービスを利用すればカードを受け取る前に借り入れができます。

預金口座なしで借り入れが可能なイオン銀行カードローン

イオン銀行の公式キャプチャ

金利(実質年率) 3.000%~13.800%
利用限度額 10万円~800万円
口座開設の必要性 なし
申し込み方法 Web
借入方法 ・ATM
・振り込み※口座を持っている人のみ
返済方法 ・口座振替
・ATM
申し込み条件 ・年齢が満20歳以上65歳未満の人
・保証会社の保証が受けられる人
・安定収入がある人※学生不可

イオン銀行カードローンは、通帳を作成する必要がありません。

りそな銀行やソニー銀行の商品は口座の開設が必要なので、口座開設なしで利用できる低金利の銀行カードローンを探している人におすすめ。

申し込みはWebでできます。

本人に安定収入がある人だけではなく、配偶者に安定収入がある人の申し込みも可能です。

ただし学生は利用できません。

イオン銀行に口座を持っている人は振り込みによる借り入れも可能ですが、持っていない人の場合はカードでの借り入れのみ可能です。

イオン銀行に口座があれば、カードが届くまでの初回振込サービスも利用できます。

返済にはイオン銀行以外の金融機関の口座も利用できるので、口座振替で返済したい人にも便利です。

郵送不要での申し込みも可能なみずほ銀行カードローン

みずほ銀行の公式キャプチャ

金利(実質年率) 2.000%~14.000%
利用限度額 10万円~800万円
口座開設の必要性 あり
申し込み方法 ・Web
・電話
・郵送
・店舗
借入方法 ・ATM
・振り込み
・自動貸越機能
・スイングサービス
返済方法 口座振替
申し込み条件 ・年齢が満20歳以上66歳未満の人
・外国人の場合は永住許可を受けている人
・保証会社の保証が受けられる人
・安定継続収入がある人

みずほ銀行カードローンは上限の金利が年14.000%。住宅ローンを利用している人はさらに0.500%金利が引き下げられます。

申し込みの際には来店不要や郵送なしでの申し込みも可能で、申込方法や借入方法が多彩なのもメリットです。

みずほ銀行カードローンでは、ローン専用のカードを発行する方法とキャッシュカード兼用型のカードを持つ方法があり、カードの種類によって機能が異なります。

みずほ銀行カードローンでは、借入方法に自動貸越機能とスイングサービスが利用できるのが特徴。

自動貸越機能はキャッシュカード兼用型のカードを選んだ場合に利用可能で、預金を引き出す際に足りない残高分を自動で借り入れできます。

スイングサービスは2種類あり、1つ目が公共料金の支払いなどで残高不足の際に自動で融資する自動融資サービスです。

2つ目はカードローン口座に入金した際に、残高がプラスになったら自動的に普通預金口座に入金する、自動振り替えサービス。

いずれもキャッシュカード兼用型に付けられる機能で、自動融資サービスを利用するには申し込みが必要です。

自動振替サービスは自動的に付加されます。

金利に注目して選ぶなら地方銀行のカードローンも要チェック

金利に注目して選ぶなら、地方銀行のカードローンもチェックしましょう。

地方銀行のカードローンは利用できる地域が限られているなど制限がありますが、よい条件で借りられるケースも。

商品によっては年収や勤続年数など、特別な条件が設けられている場合もあります。

金利が低い商品の例を確認しましょう。

金利(実質年率) 特別な条件
池田泉州銀行カードローン「MaxV」 5.950% ・勤続年数が2年以上
・税込年収400万円以上
武蔵野銀行むさしのカードローン「シグナス」 5.000%~10.000% ・税込年収300万円以上
・勤続年数や営業年数3年以上
・パートやアルバイトなどは申し込み不可
広島銀行カードローン 2.475%~13.475% なし
山梨中央銀行カードローン「waku waku エブリ」 5.000%~13.500% ・年収500万円以上
・勤続(営業)年数5年以上
・居住年数3年以上
・持ち家
※100万円以上の借り入れを希望する場合のみ

普段利用している銀行のカードローン商品も確認した上で、利用する商品を決めるのがおすすめです。

銀行では即日融資が不可能!今すぐ借りたい人向けのカードローン3選

銀行のカードローンの審査では反社会勢力への融資を防ぐ目的で警察庁のデータベースを照会するルールがあり、即日融資ができません。

「今すぐ借りたい」と急いでいる人には、即日融資ができる消費者金融のカードローンがおすすめです。

今回は借り入れまでの時間が早い、即日融資にも対応可能な商品を3種類厳選して紹介します。

消費者金融では初めて借り入れをする人を対象として、無利息で借りられる期間を設けているサービスもあるため、利息の軽減にも効果的です。

プロミス アイフル アコム
金利(実質年率) 4.500%~17.800% 3.000%~18.000% 3.000%~18.000%
利用限度額 500万円まで 1万円~800万円 1万円~800万円
申し込み方法 ・Web
・自動契約機
・お客様サービスプラザ(店頭窓口)
・電話
・郵送
・Web
・無人店舗
・電話
・Web
・自動契約機
・店頭窓口
・電話
・郵送
借入方法 ・振り込み
・お客様サービスプラザ(店頭窓口)
・ATM
・スマホATM
・振り込み
・ATM
・スマホATM
・振り込み
・ATM
返済方法 ・インターネット返済
・口座振替
・ATM
・スマホATM
・銀行振込
・お客様サービスプラザ(店頭窓口)
・口座振替
・ATM
・スマホATM
・振り込み
・振り込み
・口座振替
・ATM
・スマホATM
・店頭窓口
無利息 30日間無利息
※Web明細の利用とメールアドレス登録が必要
最大30日間無利息 最大30日間無利息

それぞれのカードローンの詳細を紹介します。

アプリからの申し込みが便利なプロミス

プロミスの公式キャプチャ

金利(実質年率) 4.500%~17.800%
利用限度額 500万円まで
申し込み方法 ・Web
・自動契約機
・お客様サービスプラザ(店頭窓口)
・電話
・郵送
借入方法 ・振り込み
・お客様サービスプラザ(店頭窓口)
・ATM
・スマホATM
返済方法 ・インターネット返済
・口座振替
・ATM
・スマホATM
・銀行振込
・お客様サービスプラザ(店頭窓口)
無利息 30日間無利息
申し込み条件 ・18歳から69歳の人
・本人に安定収入がある人

プロミスには「アプリローン」があり、アプリで便利に申し込めるのがメリット。

アプリローンなら郵送物なしで、Web完結での契約が可能です。

最短審査時間は25分で、スムーズに審査が進めば当日中の借り入れもできます。

審査ができる時間が21時までなので、当日中に借りたい人は早めに申し込みましょう。

カードを発行せず、振り込みやアプリをカード代わりにしてATMを利用するスマホATMで借りる方法にも対応しています。

スマホATMでの取引には、セブン銀行ATMとローソン銀行ATMが利用可能です。

プロミスは18歳から借り入れができるのも特徴。

成人年齢が引き下げられましたが、全ての消費者金融が18歳からの借り入れに対応しているわけではありません。

プロミスなら18歳や19歳の人でも、アルバイトをして安定収入を得ていれば借り入れができる可能性があります。

※お申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。
※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。

原則電話連絡なしで借りられるアイフル

アイフルの公式キャプチャ

金利(実質年率) 3.000%~18.000%
利用限度額 1万円~800万円
申し込み方法 ・Web
・無人店舗
・電話
借入方法 ・振り込み
・ATM
・スマホATM
返済方法 ・口座振替
・ATM
・スマホATM
・振り込み
無利息 最大30日間無利息
申し込み条件 ・20歳から69歳の人
・定期的な収入と返済能力がある人

アイフルの最短審査時間は25分で、今すぐ借りたい人におすすめ。

審査が終わったらすぐに契約して、借り入れができます。

急いでいる時には、Webで申し込んだ後にアイフルに電話をしましょう。

優先的に審査を始めてもらえます。

アイフルでは、原則電話連絡がありません。

カードローンを利用する際には、申込時に申告した勤め先に在籍確認の電話があるのが一般的です。

電話を不安に思う声も聞かれますが、アイフルは原則電話による在籍確認は行っていません。

初めての人でも手続きがわかりやすいアコム

アコムの公式キャプチャ

金利(実質年率) 3.000%~18.000%
利用限度額 1万円~800万円
申し込み方法 ・Web
・自動契約機
・店頭窓口
・電話
・郵送
借入方法 ・振り込み
・ATM
返済方法 ・振り込み
・口座振替
・ATM
・スマホATM
・店頭窓口
無利息 最大30日間無利息
申し込み条件 ・18歳から69歳の人
・安定収入と返済能力がある人

アコムは初めての人でも手続きがわかりやすい消費者金融です。

最短の審査時間は30分で、その日のうちの借り入れにも対応できます。

申し込みの際に本人確認書類をスマホアプリで提出して、カードの発行を希望しなければ、カードレスでの契約も可能です。

アコムは借り入れにスマホATMが利用できません。

カードレスでの借り入れを希望するなら、振り込みになります。

アコムも18歳・19歳の人の申し込みが可能です。

ただし安定収入があるかという面から考えると、審査に通りにくいケースがある点に注意しましょう。

契約日の翌日から、最大30日間無利息で借りられるサービスもあります。

銀行でお金を借りる流れを紹介

銀行でお金を借りる流れは、以下の通りです。

  1. 対応している申し込み方法で申し込む
  2. 銀行でお金を借りる際に必要なものを提出する
  3. 審査を受ける
  4. 審査結果の連絡を待つ

段階を追って詳しく確認しましょう。

対応している申し込み方法で申し込む

ローンを利用したい場合、対応している方法を確認して申し込みましょう。

Webや電話で申し込める商品が多く見られますが、中には来店が必要な商品も。

住宅ローンのように高額になりやすい商品の場合、来店が求められる可能性が高いと言えます。

銀行でお金を借りる際に必要なものを提出する

申し込みが完了したら、お金を借りる際に必要な書類を提出します。

多くのローンで必要な書類は以下の通りです。

  • 本人確認書類
  • 収入証明書類

ローン商品によっては、以下のような書類の提出が求められる場合もあります。

ローンの種類 必要書類
・フリーローン
・マイカーローン
お金の使い道を証明する書類
※見積書、パンフレット、契約書、注文書など
教育ローン ・お金の使い道を証明する書類
※学校のパンフレット、納付書など
・親子関係が証明できる住民票抄本
・本人が借りる場合は在学証明書や合格通知
住宅ローン ・住民票謄本
・不動産売買契約書や不動産広告チラシなど価格がわかる資料

利用するローンの種類や銀行によって必要書類が違います。

必要なものを確認して、きちんと提出しましょう。

審査を受ける

申込書と必要書類を提出したら、審査を受けます。

審査の内容は以下の通りです。

  • 申し込みフォームに記載された項目の確認
  • 必要書類の確認
  • 本人確認
  • 在籍確認
  • 個人信用情報機関への情報の問い合わせ

銀行では、借りたお金を返せるだけの返済能力があるかに重点を置いて審査が行われます。

申し込みフォームに記載された内容から、「働いているか」「収入がどれくらいあるか」などを確認。

提出された書類で裏付けを取っています。

申し込みをした事実があるか、なりすましを防ぐ目的で本人確認の連絡もあるので、対応しましょう。

審査の過程で、勤め先に電話をして本当に働いているかを確認する、在籍確認も実施される決まりです。

ローン利用者の返済能力を確かめるために、個人信用情報機関への情報の問い合わせも実施されます。

個人信用情報機関とは、個人の借り入れに関する情報を集めて保管している機関です。

情報を問い合わせると「お金を借り過ぎていないか」「返済に延滞がないか」を確認できる仕組みになっています。

審査結果の連絡を待つ

申し込みが終わったら審査が実施されるため、審査結果の連絡を待ちましょう。

審査は銀行側で行われ、申込者は本人確認の連絡や在籍確認に対応するだけで構いません。

審査結果の連絡は電話やメールで行われるのが一般的です。

銀行でお金を借りる場合の審査期間は最短翌日

銀行でお金を借りる場合、審査結果が聞けるのは最短で翌日です。

銀行では反社会勢力にお金を貸さないために、審査の過程で警察庁のデータベースを照会しなければいけません。

情報の照会に時間がかかるため、最短でも翌日まで待つ必要があります。

銀行のローン商品の中で比較的審査結果が早く出るのは、カードローンです。

フリーローンの場合は1週間程度かかるなど、すぐに借り入れができるわけではありません。

お金が必要だとわかったら、早めに申し込みましょう。

銀行の審査に通過するポイントと借りられない人の特徴

銀行の審査に通過するポイントは、返済能力があるかどうかです。

以下の項目に当てはまると銀行でお金を借りられません。

  • 安定収入がない
  • 在籍確認ができない
  • お金を借り過ぎている
  • 延滞している借り入れがある

借りられない人の特徴について、詳細を確認しましょう。

安定収入がない

銀行のローンは安定収入がないと利用できません。

安定収入があると判断してもらうには、以下の条件を満たしている必要があります。

  • 働いている事実がある
  • 毎月収入を得ている
  • 月々の収入額が大幅に変動しない

仕事をしていない人は収入を得ていないため、安定収入があるとは言えません。

仕事をしていても、短期のアルバイトのように収入が得られない月がある場合は安定収入がないと判断されます。

歩合制の仕事のように月々の収入額に大幅な変動がある場合も、安定収入がないとみなされるケースがあるため注意が必要です。

銀行のローンでは、年収に制限が設けられている商品も見られます。

例えば池田泉州銀行カードローン「MaxV」は、税込年収が400万円以上で勤続年数が2年以上の人しか申し込めません。

高額な借り入れをするほど、審査は厳格になります。

在籍確認ができない

銀行のローンでは在籍確認が行われます。

在籍確認は勤め先に電話をして、本当に働いているかを確認するための審査です。

在籍確認ができなければ、働いていると証明できず審査に通りません。

銀行の在籍確認では、銀行名を名乗って電話をしてくる場合と個人名で連絡をしてくる場合があります。

本人が電話に出られれば、申込内容の確認が行われて在籍確認は終了です。

本人が電話に出られなくても、「本日は休み」「外出中」など会社にいる事実がわかるように同僚が答えてくれれば、在籍確認が取れた扱いになります。

外部からの電話を不審に思って「〇〇(申込者)という社員はいません」と答えられると、在籍確認は成立しません。

必要な借り入れをする場合は、事前に電話がかかってくる可能性を伝えておいた方が安心です。

お金を借り過ぎている

銀行のローンに申し込む段階でお金を借り過ぎていると、審査に通りません。

個人信用情報機関に情報を問い合わせると、ローンの契約状況や借入状況がわかります。

銀行ローンの審査では返済比率が重視される傾向があるため、借り過ぎには注意が必要です。

返済比率とは収入に対して返済が占める割合で、住宅ローンは30%程度が目安と言われています。

カードローンの場合も年収の3分の1程度を目安としていて、借り過ぎている人は審査に通らず借り入れができません。

延滞している借り入れがある

銀行のローンに申し込むまでに延滞している借り入れがある人は、審査に通りません。

延滞している状態の人は、すでに返済能力がないと考えられます。

銀行のローン審査は返済能力に重点を置いて行われるもので、返済能力がない人は借り入れができません。

延滞している借り入れには、以下のようなものがすべて含まれます。

  • クレジットカードのショッピングとキャッシング
  • 消費者金融など貸金業者からの借り入れ
  • ローン商品全般
  • 信販会社で分割払いの契約を結んで支払っているお金

クレジットカードでのショッピングは借入額としては計算されませんが、延滞した場合は審査に影響します。

貸金業者からの借り入れやローン以外にも、分割払いの料金なども関係するため注意が必要です。

銀行で借りたお金の返済が遅れた場合の6つのリスク

銀行で借りたお金の返済が遅れた場合、以下の6つのリスクがあります。

  • 遅延損害金を払わなければいけない
  • 督促を受ける
  • ローンの利用が停止される
  • 他のローンが組みにくくなる
  • 銀行の口座が凍結される
  • 差し押さえに遭う可能性もある

それぞれについて確認し、返済を忘れないよう意識しましょう。

遅延損害金を払わなければいけない

銀行で借りたお金の返済が遅れると、遅延損害金を払わなければいけません。

遅延損害金とは返済の遅れに対する損害賠償の意味を持つお金で、利率が決まっています。

例えば三井住友銀行カードローンの場合、遅延損害金の利率は年19.940%です。

通常の金利の上限が年14.500%なので、支払いが遅れると余分なお金を払わなければいけません。

遅延損害金は日割りで計算され、遅れた日数分請求されます。

負担を減らすためにも、早めに返済しましょう。

督促を受ける

銀行で借りたお金の返済が遅れると、督促を受けます。

督促の方法は電話が多く、電話をしても返済してもらえない場合には郵便物に切り替わるのが一般的です。

電話や郵便物で連絡があり約束通りに支払った場合は、督促は終わります。

何度か督促をしても支払いができずにいると、以下の項目の記録が残る内容証明郵便が発送される流れです。

  • 郵便物が出された日付
  • 郵便物の内容
  • 差出人
  • 受取人

返済されないお金を返してもらうには、裁判が必要です。

督促をした事実が確認できないと裁判で訴えが認められない可能性があるため、内容証明郵便を送って証拠を残します。

家族に内緒でお金を借りている人の場合、督促の電話や郵便物がきっかけで内緒にしていた借り入れがバレるケースも。

督促を受けないよう、早めの返済が重要です。

ローンの利用が停止される

カードローンを利用している場合、返済が滞るとローンの利用が停止されます。

返済が滞っている人にお金を貸しても、返ってこないとみなされるためです。

融資が停止されるタイミングは借入先によって様々ですが、引き落としができていないとわかったらすぐに停止される場合も。

入金が確認できたら再度借り入れができるようになるため、早めに返済しましょう。

何度も返済が遅れていると、入金してもカードローンが使えない場合もあります。

他のローンが組みにくくなる

銀行で借りたお金の返済が遅れると、他のローンが組みにくくなります。

延滞の記録があると、返済能力がないとみなされてローンの審査に通りません。

長期にわたって返済延滞すると、個人信用情報機関(CIC)と呼ばれる機関に延滞している情報が記載されます。

長期延滞に関する記録を異動情報といいますが、異動情報が記載されるのは返済日から61日または3ヶ月以上返済が滞った場合です。

※異動情報とは、「約定返済日より61日以上または3ヶ月以上支払が延滞しているもの」を指します。(引用元:CIC│貸金統計データ

異動情報が登録されると、延滞を解消しても情報は消えません。

情報が消えるまで5年程度かかるため、早めに延滞を解消しましょう。

銀行の口座が凍結される

ローンを利用している銀行に口座を持っている場合、銀行で借りたお金の返済が遅れると口座が凍結されます。

カードローンの規定によると、滞納している返済は預金からの回収が可能です。

例としてみずほ銀行カードローンの規定を確認しましょう。

銀行は、この取引による債務のうち各約定返済日が到来したもの、または第9条もしくは前条によって返済しなければならないこの取引による債務全額と、借主の銀行に対する預金その他の債権とを、その債権の期限のいかんにかかわらず相殺することができるものとします。(引用元:みずほ銀行│カードローン(無担保)規定〔10日返済・保証会社保証用(非提携用)〕

預金からお金を回収する場合、ローンの利用者に預金を引き出されると回収ができません。

お金の回収の準備として、口座を凍結する措置が取られます。

口座が凍結されると入出金ができなくなるため、給与の振り込みや公共料金の支払いに利用している場合は注意が必要です。

口座の凍結が行われる期間には、決まりがありません。

預金から滞納していたお金が回収できたときや、保証会社による代位弁済が終わったときに凍結が解除される例が多く見られます。

差し押さえに遭う可能性もある

長期間滞納したお金を返済できないままでいると、差し押さえに遭う可能性もあります。

差し押さえの対象になるのは預金や給与など、返済に充てやすいものが一般的です。

場合によっては自宅が差し押さえられて住めなくなるため、注意しなければいけません。

借りたお金を返せないままでいると、借りたお金を分割返済する権利を失って一括返済するよう求められます。

一括返済を求められても返せないでいると裁判に訴えられ、銀行の主張が認められると差し押さえが行われる流れです。

給与が差し押さえられる場合は天引きになるため、滞納している事実が勤務先に知られるデメリットもあります。

銀行のローンの返済が遅れそうなときの対処法

銀行のローンの返済が遅れそうなときには、以下の対処法を試しましょう。

  • 銀行に相談する
  • 支払い忘れがないように通知機能を利用する
  • 支払いを忘れにくい方法で返済する

それぞれについて詳細を紹介します。

銀行に相談する

返済が遅れそうなときには、返済日が来るまでに銀行に連絡を入れましょう。

連絡を入れて相談すれば、支払う意思はあると判断され、督促は受けません。

連絡の際に決められた期限内に返済をすませれば、以降も問題なく借り入れができます。

ただし何度も返済に遅れていると、事前に連絡をしてもローンの利用が停止される場合も。

返済計画を立てて、返せるだけ借りるよう注意しましょう。

支払い忘れがないように通知機能を利用する

お金がないわけではないのに返済日を忘れる人は、支払い忘れがないように通知機能を利用するのがおすすめ。

銀行によっては、ローンの返済日が近づくと通知をするサービスを提供しています。

通知機能が利用できる銀行を選ぶと、支払い忘れを減らせて便利です。

支払いを忘れにくい方法で返済する

支払いを忘れにくい方法を選んで返済をすれば、滞納を防げます。

口座引き落としなら、残高が不足しない限り返済を忘れません。

毎月返済日を管理するのが大変な場合には、支払い方法に口座引き落としを選択しましょう。

銀行でお金を借りる際によくある質問と回答

銀行でお金を借りる際によくある質問に対して、回答を紹介します。

疑問がある人はぜひ参考にしてください。

一般の銀行とゆうちょ銀行の違いは?

一般の銀行とゆうちょ銀行には、以下のような違いがあります。

金融機関 一般の銀行 ゆうちょ銀行
金融商品の名称 預金 貯金
預け入れられる金額 制限なし ・通常貯金1,300万円
・定期性貯金1300万円
ローン商品 銀行ごとに様々な商品がある ・カードローンがない
・一般銀行の商品の媒介もしている

ゆうちょ銀行は、国営の郵便局の金融商品を引き継いだ民間の銀行です。

民営化前の制度の名残から金融商品の名称が貯金と呼ばれ、預けられる金額にも制限が設けられています。

ローン商品にも特徴があり、カードローンの取り扱いがありません。

住宅ローンでは他の銀行の商品の媒介もしています。

無職の人が銀行でお金を借りる方法はある?

無職の人でも銀行でお金を借りる方法はあります。

ゆうちょ銀行の「貯金担保自動貸付け」は、担保定額貯金または担保定期貯金が担保となるため、審査なしでの借り入れが可能です。

ゆうちょ銀行に総合口座を開設していて、担保定額貯金または担保定期貯金をしている人は、通常貯金の残高を超える払い戻しをした時に自動的に融資が受けられます。

借りられる金額は預入金額の90%かつ1冊の総合口座通帳につき300万円までです。

専業主婦でも借りられる銀行は?

専業主婦でも借りられる銀行の例を紹介します。

  • イオン銀行カードローン
  • PayPay銀行カードローン
  • 新生銀行スマートカードローン プラス

専業主婦が借り入れをする場合は、配偶者に安定収入が必要です。

地方銀行のカードローンにも、一部専業主婦が借り入れできる商品があります。

普段利用している銀行のカードローン商品もチェックしましょう。

学生でも銀行でお金を借りられる?

学生でもアルバイトをしていて安定収入を得ていれば、銀行でお金を借りられる可能性はあります。

ただし審査に通りにくい傾向は見られます。

イオン銀行カードローンのように学生が利用できない商品もあるため、注意が必要です。

イオン銀行カードローンの公式サイトを見ると、利用できる人の条件には学生の申し込みは不可であることが明記されています。

3.ご本人に安定かつ継続した収入の見込める方。
※ パート、アルバイト、自営業者、専業主婦(夫)の方もお申込みいただけます。学生の方はお申込みいただけません。(引用元:「イオン銀行カードローン」の詳細

一度銀行で審査を受けて、落ちた場合は消費者金融に申し込み直しましょう。

銀行でお金を借りる理由はなんでもいい?

銀行でお金を借りる理由がなんでもよいかは、利用する商品によって異なります。

カードローンは原則借りたお金を自由に使える商品です。

事業性資金など、一部利用できない目的があるケースも見られます。

フリーローンは借りたお金の使い道は原則自由ですが、申し込みの段階で資金使途が決まっていなければいけません。

目的別ローンは借りたお金の使い道が決まっている商品で、借りたい理由に合わせた商品選びが必要です。

「銀行カードローンに関する消費者意識調査」によると、銀行でお金を借りている人は以下のような目的のためにお金を使っています。

借入目的 割合
日常的な生活費を補うため 25.5%
レジャー、趣味、娯楽を楽しむため 23.7%
給与やボーナス前の資金不足を補うため 20.8%
収入が減少したため 18.8%
冠婚葬祭や医療費など多額のお金が必要になったため 17.4%
クレジットカードの引き落としに備えるため 15.4%
生活レベルを維持するため 14.0%

参考: 全国銀行協会│銀行カードローンに関する消費者意識調査

今回は上位7位までの理由を紹介しました。

他にも教育費や高額の耐久消費財購入といった回答もあり、借りたお金は幅広い目的に使われています。

銀行でお金を借りるならいくらまで貸してもらえる?

銀行でお金を借りる場合、貸してもらえるのは以下の金額です。

ローンの種類 借りられる金額
カードローン 年収の3分の1程度まで
・フリーローン
・目的別ローン
お金を借りる目的に必要な金額だけ

カードローンの場合は、年収の3分の1程度まで借りられます。

銀行カードローンに総量規制は影響しませんが、返済できないほどの高額なお金は貸せません。

年収の3分の1を超える借り入れをすると返済が滞りやすいと考えられているため、年収の3分の1前後を目安に融資をしています。

フリーローンや目的別ローンは借り入れをする時点でお金の使い道が決まっていて、必要な金額だけ借りる性質の商品です。

たとえば10万円のパソコンを購入したいなら、10万円のみ借りられます。

銀行でお金を借りるなら目的に合う商品を選ぼう

銀行には主に4種類のローン商品があるため、銀行でお金を借りるなら目的に合う商品を選んで借り入れをしましょう。

繰り返し借り入れがしたい場合はカードローン、利息を抑えて借り入れをしたいならフリーローンがおすすめ。

「教育費」「車の購入費」など、目的が決まっている場合は目的別ローンが向いています。

事業のためにお金を借りるなら、専用の商品を選ばなければいけません。

銀行ごとに取り扱っているローンも異なるので、必要に応じて利用しましょう。

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